10年ぶり2回目のニートブログ。ニート生活から脱ニートの取り組みと、10年後の今これから活かせること。
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ニートだったことは人生の財産
高校を卒業してストレートでニートになって、それから丸4年間ニートで過ごした。
そこから数ヶ月の脱ニート期間を経て、今から10年前の2014年2月10日のニートの日(自称)に初めてハローワークに行ったあの日から、僕の人生はようやく動き始めました。
当時はただ「このまま死ねない」という一心でがむしゃらに動いただけでしたが、10年経った今、ニートだった頃と脱ニートの経験を振り返ってみると、今の自分が人生を楽しむための学びの多くをその当時に得ていたのだと実感しています。
あの時はなんの意味も見出せなかったニートの4年間が、今では人生の大きな財産であると胸を張って言えます。
伝えることの意味
とはいえ、それはあくまでも自分の経験であって、自分以外の人の人生にとって重要なことではありません。誰かの経験を真似ても自分の人生が必ずしも上手くいくわけではないのと同じように、自分の人生の経験もまた、誰かの人生の役に立つとは限りません。
それでも今僕がかつてのニートの経験をこうして言葉にしようと思うのは、わずかでも今までに表に出して伝えてきたことが、誰かの行動を変えたという事実に出会ったからです。
この話も後々に記事にしようと思いますが、つまりは自分の経験に関して改めて整理して誰かの役に立てるように言葉にしてみる「チャレンジ」することに意味を見出せたのです。
いくつかの方向性
この試みにはいくつかの方向性を持って取り組もうと思います。
1つはかつて脱ニートを始めた時にもチャレンジしていた「ニート論」と「脱ニート論」としてまとめる方向。
僕がどうしてニートになって、ニートで居続けて、そしてどうやってニートを脱していったのか。それをできる限り再現性を持てるように整理しまとめる試みです。
もう1つは、単純に脱ニート当時自分が書いていたブログのリバイバルです。その当時の自分が感じていたことや考えていたことがありありとそこに残っているので、それを掘り返すことでまた新たな発見と学びがあると思っています。
最後が、今の自分で改めてニート時代の自分から学ぶという試みです。
今現在僕はフリーランスのWebデザイナーとして仕事をしつつ、Webデザイナーを育成するスクールの運営と指導に携わって仕事をしていますが、これからの時代には「クリエイター」であることが人生を豊かにするうえでとても重要だと考えています。(この話もゆくゆく記事にします)
その「クリエイターである」ということとニートの経験は、とても深い関わりがあるのではないかと思うのです。これは半ばただの直感ですが、このことを深掘りすることで、ニート時代の自分と、クリエイターとして仕事をしてきた自分、そしてこれからの自分の大きな飛躍が期待できるのではないかと感じています。
これらの方向性を少しずつ言葉にして、伝えていきたいと思っています。
10年ぶりのわくわく
10年前にニートを脱した時には、大きな不安とそれを上回るさらに大きなわくわくで、心臓がどうにかなってしまいそうなくらいに大きく脈打っていました。
今再びこのブログを始めるにあたって、その時ほどの心臓の負担はないせよ、とてもわくわくしていることには違いありません。
どこかの誰かの明日が少しでもわくわくするような、そんなブログを書いていけたらと思います。
どうぞよろしくお願いします。